モンスターを描こう!:モンスターの描き方・考え方講座

モンスターデザインの出発点3:性格の印象からモンスターを考える

印象編の最後は「やさしそう」「怒りっぽい」といった性格からモンスターを考えます。
性格は人間臭さにもつながる要素ですので、ここからスタートすると
キャラクター的なモンスターを考えやすいです(詳しくはStage3でお話します)。
ぜひ家族や友達をイメージしながら楽しんで考えましょう。(2014⁄5⁄4)

1.やさしそうなモンスター

まずは親しみが持てるようなモンスターを考えてみましょう。
デザインに盛り込みたい特徴の一例としては次のようなものがあります。

やさしそうなモンスターの特徴

  • 丸みを帯びた、やわらかなデザイン
  • 朗らかな表情
  • 明るく軽い色彩

これを踏まえてデザインした例がこちらです。
やさしそうなモンスターの例:ゴン太
大きな犬っぽいモンスターです。
巨体に似合わず植物を育てるのが好き。

2.怒りっぽいモンスター

お次はすぐにぷりぷり怒り出しそうなモンスターです。
身の回りには必ず短気な人がいると思いますので、そういう人をモデルにすると良いでしょう。

怒りっぽいモンスターの特徴

  • 攻撃的なデザイン
  • 青筋を立てている
  • 威圧的で、ふんぞり返っている

例としてこんなのはどうでしょう。
怒りっぽいモンスターの例:カーチャン
みんなの身近な強敵ですね。
これからどんな目に遭うかは言わずもがな。

3.面倒くさがりなモンスター

最後の例はモノグサで怠け者なモンスターです。

面倒くさがりなモンスターの特徴

  • 眠そうな表情
  • 寝そべるなどリラックスした姿勢

できるだけダラーっとしてる感じを出しましょう。
例としてこんなのを考えてみました。
面倒くさがりなモンスターの例:ダラゴン
ダラダラしているラクダっぽいドラゴン、略してダラゴン。
いかにもやる気無さそうなデザインです。

以上で印象からデザインする場合の具体例はおしまいです。
次はモンスターの生態からデザインを考えてみましょう。