今回は「強い」「素早い」といった能力的な側面をスタート地点にして オリジナルのモンスターを考えてみましょう。 ここでは能力とそれに関連した特徴の一例をご紹介するので、参考にしてください。(2014⁄3⁄20)
まず、単純に力が強そうなモンスターについて考えてみましょう。
力が強そうに見える特徴はStage1のゴーレムのところでもお話しましたが、
復習としてもう一度リストアップしておきます。
作例として、これらの特徴を全て使ったモンスターがこちらです。
今回はゴーレムの時は無視していた筋肉を全面的に強調しました。
ダイコンをデザインに盛り込んだことで、ユニークさも出ていると思います。
バトルにおいては力の強さだけが勝負を左右するわけではありません。 先ほどの特徴に加えて、攻撃力が高そうに見せるための特徴としては次のようなものが考えられます。
これを踏まえると、例えばこんなのはどうでしょうか。
できればエンカウントしたくない敵に見えるでしょう?
このように武器となる特徴があれば十分強そうなデザインになります。
素早さや俊敏さも生き残るために重要な能力です。
これをデザインに落とし込むためには上の2つとはまた違った特徴を使います。
強そうにしたい場合は特徴をゴテゴテとくっつけてもそれなりに見えますが、
こちらはよりシンプルにしたほうがイメージに合うので使いどころを意識しましょう。
具体的なデザイン例は次のとおりです。
跳躍力を重視したモンスターにしました。
恐竜っぽいデザインですが、ベースはカンガルーです。
最後に頭が良さそうなデザインについて見てみましょう。
この能力を重視するとモンスターというよりキャラクターっぽくなります。
例えばこんな感じです。
セミを研究者っぽくしてみました。
白衣と実験器具が知能の高さを醸し出しています。
以上、能力面からスタートする場合の一例でした。
能力としては他にも色々考えられますのでチャレンジしてみましょう。
次は質感からデザインを考えてみます。