このページでは「著者がモンスターをデザインするときの思考回路」について書いてみます。これ、本当はStage2で触れてもいいかなと思ったのですが、そうすると「な~んだ、本人はStage2の内容はほとんど使ってないじゃん」と思われそうなので補足にしておきます。(2014⁄10⁄20)
さて、ここから本題。
まず私がモンスターをデザインするときには、たいてい次のステップを踏みます。
以下、それぞれについて具体的に説明します。
とにかく形から入ります。一度に多くのデザインを考えるときはこれが一番楽です。これまでの蓄積で「形のパターン」が頭の中に入っているので、それを次々に試していく感じですね。イメージとしては下のアニメーションみたいな感じです(ただしこんなにハッキリしていない)。
こういう風にパラパラ考えていき、気に入ったものがあれば次に進みます。高速でネタを考えられるので便利なやり方です。
どういう印象を持たせたいのかはこの段階で考えます。といっても既に形が決まっているので、あとはそれに合いそうなイメージを持ってくるだけです。お手軽でしょ?もし何か変更したい部分があればここで直します。
シルエットと、さっき決めたイメージの両方に合うようなパーツをつけていきます。2つの条件が決まっているので絞り込みは簡単です。
あとは細かい部分も考えて完成させます。気に入ったデザインでなければ省略することが多いです。
以上が私のデザイン過程の一例です。もちろん目的によって考え方を変えるのですが、普段は5分に1体くらいのペースで考えるので上のやり方を使っています(ちなみに、2番目によく使うのは組み合わせ法)。まあ、私の思考回路がどうのとか参考にならないと思うので、ぜひご自分に合った方法を探してみてください。