フィギュアの大まかな部分は完成したので、あとは細かい部分を仕上げて完成させましょう。
これまであまり手を付けていなかった顔と指先の部分を作りこみます。
前のページまではややドラゴン的な形でしたが、ライオンを参考にしながら獣らしい顔つきになるようにしました。ただし普通のライオンになるのも嫌なので耳を大きくしてあります。そのためか、何となく悪魔的な感じになったような気がします。
指先は細かくて数も多く大変なところですが、面倒くさがらずに取り組みましょう。ポイントは関節や腱の部分を少し盛り上げるようにすることです。そうすると見た目がちょっとリアルになります。ちなみに爪はもう少し鋭くしたかったのですが、ぶつけると欠けてしまうのであまり手を加えないことにしました。
最後に仕上げとして、デザインナイフや紙やすりで削って形を整えます。
粘土の盛り付けのときにできた不自然なデコボコを切り落とします。また、爪もシャープな形状にしておきましょう。
サンドペーパーをサッとかけて表面を滑らかにします。今回はツルツルにする必要はなかったので、320番の紙やすりを使って気になる部分を軽くなでる程度にとどめました。
以上の作業を経て、ようやくフィギュアが完成しました。
最後に、今回のフィギュア制作の反省点と今後の課題をまとめて終わりとします。
というわけで、フィギュア制作についてのお話でした。自分でデザインしたモンスターを自分で立体化するのはとてもやりがいがありますので、興味のある方はぜひともチャレンジしてください。