モンスターを描こう!:モンスターの描き方・考え方講座

Lv6.

ミノタウロスの描き方

3:胴体・手足・筋肉

お次は胴体や手足に肉付けしていきましょう。
ここでは筋肉をモリモリさせて力が強そうな感じを出していきますが、
この講座はモンスターの描き方が専門なので筋肉については最低限の説明になります。
適宜筋肉質な方の写真を参考にしたり、筋肉の描き方講座を参照するなどして
各自不足分を補ってください。

胴体


7.骨組みを参考に肉付けしていきます。
今回も「力が強そう」なイメージを持たせたいので、
特に胸筋など上半身の筋肉を盛り上げておきましょう。
ゴーレムのときに説明したポイントも思い出しながら描いていただけるとグッドです。

さてここで、矢印で示した部分が盛り上がっていることに注目してください。
雄牛やイノシシなど猪突猛進しそうな動物は首の筋肉が非常に発達しています。
これが「らしく見せる」ちょっとした特徴なので、ついでに覚えておきましょう。


8.筋肉の形を整え、よりマッチョに見せる特徴を追加します。
矢印で示した部分が筋肉質な方に顕著な特徴です。
このへんはボディビルダーの方の写真を参考にすると良く分かります。

手足


9.骨組みを手がかりにして腕に肉付けします。
筋肉質な方は矢印のように腕にくびれがあることに注意してください。
まあ百聞は一見にしかずといいますから、
ここもマッチョな方の写真を観察してみるのをおすすめします。
もちろん、筋肉に自信のある方は自分の腕をお手本にしても良いです。


10.次に、逆関節に注意しながら足に肉付けします。
まずは上の絵のように、足を構成するパーツを意識しつつ描きましょう。

ちなみにここが今回最大の難関なので、補助線や動物の写真などを活用して
パッと見おかしくならない程度になるように頑張ってください。
紙を裏返して左右反転させて見ると、絵を客観視できミスを発見しやすくなります。


11.足の輪郭を整えておきます。
ここでも筋肉の盛り上がりを意識してください。


12.ここまでの結果を合わせると、上のようになります。

次は細かい部分に手を加えてミノタウロスを完成させます。